東電と福島第一原発 その2

地震から1週間経過してから、東電社長が謝罪コメントを出した。
謝罪コメントが出た日、原子力安全保安院がINESのレベルを4から5に引き上げた。
レベル4というのは「事業所外への大きなリスクを伴わない事故」
レベル5というのは「事業所外へリスクを伴う事故」
(参照ページはこちら http://bit.ly/dUc4cO


これで、東電には損害賠償をしなければならない立場になり、謝罪コメントを出したと自分は見る(自分のツイート追っている方ならご存知だと思うのですが http://bit.ly/emWMgf
逆に言えば、地震から1週間の内、ランク3か4としていたので、1週間以内に福島第一原発の問題を解決できていれば、福島第一原発の周辺地域の人たちに損害賠償をする気がなかったということである。


原子力保安法に『想定外なら免責』という条文がある。東電は訴訟リスク回避のために想定外と繰り返している」とフリージャーナリストの上杉氏も指摘している。だから、東電だけでなくマスコミ、政府も一緒になってはしきりに「想定外」、「未曾有」、「1000年に1度」などと言っている。これを信じてはいけない。なぜなら、共産党や学者の石橋克彦が過去に指摘しているたから。

共産党の指摘>http://bit.ly/fH3IaW (4にて指摘)
石橋氏の指摘>http://bit.ly/hsliqI  




広島や長崎で被爆した方々で、政府による原爆症認定(注)されていない方々がいる。被爆した方々はもうだいぶ老齢である。亡くなったら、支払わずに済む。

今回も政府が、このようにウヤムヤな対応を取らないとは限らない。
海水汚染が確認され、今後農産物だけでなく水産物ともなるとこれはもう全国民に被害が及ぶ可能性があるので、政府、東電が今後どのような対応をしていくのか、しっかり監視していかなければならない。



(注)
ウィキの原爆症のページ > http://bit.ly/hRjvv4
原爆症認定訴訟のページ > http://bit.ly/fb5gi9