日本の政治が地方から変わるかもしれないという予感

橋本知事がツイッターを始めた。
そして、早くもツイッターがメディアの代わりとなって自分の発したい情報を誰にも加工(編集・カット)されることなく伝えられるソーシャルメディアになりうることに気付いたようだ。

ツイートを見る限り、既得権益を持つ公務員たちの抵抗を受けたが、民主党マニフェストで掲げていた「官僚政治からの脱却、政治家主導の政治」を実行している模様(注)

これが日本全土に広がれば、成熟した間接民主制に近づく。ちょうどチュニジア、エジプトでもツイッターが一因となり反政府デモが行われている。
橋本知事が具体的にどういうヴィジョンを描いているのか詳細はわからないが、(市民が選んでない)官僚制から(市民が選んだ)政治家主導の政治へ移行することは、民意を反映するという点において(既得権益を握る官僚たちが好き勝手しすぎえない点においても)、大きな一歩となると自分は見ている。

橋本知事がツイッターで大きな反響を得ていることにより、他所の都道府県知事などの地方自治体のの首長や市町村議会委員がツイッターを始めれば(東国原氏はやっていたけど、いまいち有効利用できていなかった気がする)、地方から国は変わるかもしれない。

というか、個人的には希望を見出したい(笑)

去年の春頃に、上杉隆の「なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか」という本を読んだ時は半信半疑だったけど、変わる予感が本当にだいぶしてきた。


(注)2月3日の橋本知事のつぶやきをまとめたもの→ http://togetter.com/li/96479